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満足な食事を食べていただくための7つの原則 其の参 



6.食は健康を左右する因子のひとつである

燃料の質が内燃機関の性能と寿命を左右するように、食事の質は人間の命や健康を左右するものです。
問題は、健康を左右する多くの因子の中で、食の影響がどれほど大きなものかということになります。

一つの大きさが問題なので遺伝子をはじめ、じつにさまざまな環境的要因、心理社会的要因、霊的要因など、健康を左右する因子は無数にあります。
食はライフスタイルの一つの側面でしかなく、ライフスタイルは他の多くの流動的な因子のひとつでしかありません。

その複雑な諸因子の中からひとつの因子だけを取り出し、それが健康に与える影響の大きさを正確に測定することは不可能に近いです。
『食は人なり』の決まり文句を掲げる一部の人たちのように、食こそが唯一の、もしくは最も重要な健康作りの決め手であると言い切ることは到底不可能です。
にもかかわらず、食習慣を変えた大勢の人たちの成果を調べ、人口あたりの羅患率を調査した疫学的データを見る限り、健康に及ぼす食の影響を類推することは可能です。

デンマーク、オランダなど、西ヨーロッパの被占領国では、第二次世界大戦中に心筋梗塞による死者数が激減しました。
食糧難によって、飽和脂肪「バター、チーズ、特に肉」の摂取が困難なためだったからです。
戦争が終わって、それらの食品が食卓に出されるようになると、心筋梗塞の死亡率は戦前のレベルにもどりました。


伝統食を食べている日本人女性は世界でもっとも乳がんの羅患率が低いグループに属するが、アメリカに移住してアメリカ食を食べ始めるとガンの羅患率は急上昇します。
伝統食を食べている日本人男性はアメリカ人男性にくらべて前立腺ガンの羅患率は低い、例え前立腺ガンになってもアメリカ人のそれほど悪性ではないのが普通です。

人々が伝統食から離れビーフや乳製品を好み、アメリカ式のファーストフードを食べている日本と中国では、前立腺ガンが増えそればかりか、東南アジアではまれだったアテローム性動脈硬化症や冠動脈疾患などの西洋病が増加しています。

日本、中国を含む東アジアの国々は、食生活の変化と健康の変化の相関関係を観察するのに格好の生きた実験室です。
菜食主義のキリスト教徒は一般の人と比べ心疾患が極端に少ないことがわかっています。

ただし、菜食がどれほど関与しているかは判定できません。
菜食だけでなく禁酒禁煙を実行し強い絆で結ばれていて心理社会的なサポートを亨受しているからです。

ライフスタイルにかかわる因子のなかでも食事が特に重要であるのは、少なくとも可能性として誰もが自分で完全に変えることが出来るからです。
遺伝子を変えるわけにはいかないし、日々のストレスを無くすことも出来ません。

たまに外食する人であっても、なにを食べ、なにを食べないかぐらいは、自分で決められます。
食べ物に関する正しい知識を身につけて賢明な選択をするという、ただそれだけの能力を眠らせたまま活用しないとしたら、それは実にもったいないことです。

結論は健康に大きな影響を与える食事は他の健康因子にくらべ、はるかに自分でコントロールしやすくなります。



7.食生活の改善は病気対策と健康づくりの戦略の一つである

アジアにみられる食と薬の領域からは『薬膳』つまり薬効のある料理という興味深い伝統が生まれています。
特定の症状に対する特定の献立が、家庭でもまた専門の料理店でも食べることが出来ます。

シンガポールの『皇帝薬膳料理店』では薬草と高級中国料理をたくみに組み合わせ、地元の人はもちろん、海外からも多くの客を呼んでいる評判の店です。
客の目当ては『病気や症状の快癒』にあります。

アメリカには薬を食として使う知恵を持った医者はひとりもいません。
かろうじて私たちがやっている『統合医療』のクリニックがあるぐらいです。
治療戦略のひとつとして、患者に必ず食生活の改善を指導するようにしています。

その患者にとって加味すべき食品と忌避すべき食品を、薬効を説明して具体的に処方しています。
勿論、食が健康を左右する一要因出しかない以上、治療は食生活の指導のみで終わるのではありません。

患者が受け取る処方はほかに運動プログラム、リラクセーション訓練、サプリメント、生薬などがあり、さらに診断や治療が必要な場合には現代医学の専門医および代替医療の治療家を紹介するしすてむになっています。

それで患者の症状が良くなったときも、症状の改善に食生活の改善がどの程度貢献したかを正確に測定することは出来ないが、その貢献度は決して低くないと感じています。


最近、私は70歳の女性を診察しました。
酷い喘息になやまされていました。
長く現代医学の最先端の病院にかかって、副作用の強い抑圧的な薬物に依存していました。
その女性は模範に近いライフスタイルを実行していて、さらに気をつけるべきことを知りたいと、統合医療に期待をかけていました。

食歴を取ると、乳製品の摂取過剰が判明ミルク、チーズ、ヨーグルトが大好きとのこと。
患者に与えた処方箋に乳製品はすべてやめること。
ミルクの変わりに豆乳、チーズの代わりに大豆やアーモンドから作った代用食品を使うこと。
小児湿疹を含むアレルギー暦があることも判明しました。

患者は乳製品が喘息に悪いとはどの医者も教えてくれなかったといっていました。
その女性は食生活の改善と言う大事業をやってのけました。
2ヶ月はかかるからと伝えたにもかかわらず、1ヶ月で症状は大幅に改善され、いつもなら最悪の冬のシーズンを喘息の発作無しですごすことができました。

(アンドルーワイル博士の著書より)



これで七つの原則を終わります。
この先、科学が食べ物の成分について明らかにしたことをまとめ、健康について考察しながら、食事と健康に関する疑問点を点検していきたいとおもいます。

ブログ20日までお休みさせてもらいます。
どうぞ皆様暑い毎日ですが楽しくお過ごしください。


Bee Comms
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[ 2006/08/11 17:30 ] 未分類 | TB(2) | CM(0)
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 わたしは心臓の手術をしていますので。カロリーは1400kcalときめられています。まだそれほど年をとっていないのでもっとたのしく生きて生きたいとおもいしっかりとした食事をやっております。術後3年になりますが栄養士の先生に最初おそわりまして、今では大体見たものの
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